初めてキャンプをされる方へ

キャンプは自然を満喫し家族の絆、友情を深めるにはとてもいいリクリェーションですが一方では危険も隣り合わせとなる事を十分理解して楽しいキャンプにしてください。

準備する物(テントでキャンプをする場合)

テント・タープ・・・テントは泊まる人数以上の物がおすすめ、結構荷物が多くなるのでゆったりサイズの方が寝る場所を確保してもゆとりがあれば雨降りの時などは助かるはず。タープ(屋外シート等)は持っていた方が良い。晴天でも日陰が作れるし雨天時は無いと炊事もできない事があります。

寝具・・・・・・・・基本テントの下は砂利や芝生などさまざま(当キャンプ場は砂利)で双方利点、欠点がありますがどちらもテントの下部のビニール1枚となるので、室内で寝やすい環境を作らないといけません。従って中にマット等を敷き、布団や毛布ゃシュラフ(寝袋)で寝ることになりますが、布団は自家用車に家族分詰め込んだら他のものが乗せれなくなりますね。なので毛布やシュラフ程度を用意するのがいいでしょう。但しその量も5月だったら十分過ぎるほど持っていった方がいいし、8月頃なら少しでもいいし、その年の気候や気温を事前に調べ持ち物を判断してください。

※管理人からのおすすめ品・・・エアーマットやスポンジマットがコンパクトになり使いやすい

炊事道具・・・・・・コンロや食器類もできればキャンプ用の物がおすすめですが、直火やバーベキュー場のあるキャンプ場へ行く場合は食器と調理器具があればOK。でも何度かキャンプをされるようならコンロがあればテントの横ですべてできるので購入しておくのもいいでしょう。その場合カセットボンベの方が使いやすいのでおすすめ、ホワイトガソリンのタイプは慣れないと使いづらく初めてだと圧縮もできない場合があります。

電灯・あかり・・・・テントサイトにはあかり等は無いので、ランタンもしくは懐中電灯は必ず必要になります。これも明るい程いいのですが電灯の色に少し気をつけたほうがいいと思います。中には蛍光灯で白色の物がありますが、虫が集まりやすく虫の多い季節にはあまりおすすめできません。(私のは蛍光灯ですが)最近LEDのランタンが多いのですがこれはとても使いやすく電池の寿命も長くなるのでのでおすすめです。ガスランタンは大変明るくなりいいのですが、高温でテントの中では使用できないので注意してください。それと懐中電灯の1個は持っていくといいでしょう。夜の移動にはかかせませんし、探し物やチョッとした修理等にも大変重宝します。

服装・・・・・・・・屋外での生活になるので季節に合わせるのはもちろんですが、夜間特に早朝は日中の気温と比べ格段に寒くなると思ってください。日中はTシャッで過ごせても夜になると気温が下がり長袖の服が必要になります。特に山間部のキャンプではジャンバーやセーターのような物があるといいでしょう。子供がいる場合も多めに服やスボンも持っていくといいでしょう。雨が心配されるような時は長靴も用意しておきましょう。

害虫対策・・・・・・全国どこのキャンプに行っても悩みの種は害虫対策です。アブ・蚊等はどこへいってもキャンプのシーズンにはいます。当キャンプ場はアブやブユが多く虫除けスプレー等用意しておいた方がいいと思います。この虫も生態を少し知っておけば被害も少なくできます。

★アブ・・・比較的音のするところに集まる習性があるので、自動車で到着した直ぐは多く集まりエンジンをかけたままだとなかなか離れてくれません。サイトに着いたら速やかにエンジンを切り、テントを張る準備は少し時間をおいてから始めると格段に数が減ります。それでも近くにくるようなら殺虫剤か虫除けスプレーをするといいでしょう。

★蚊・・・・木陰や夜間ならどこでもきますが、防虫タープの中にいるか虫除けスプレー・虫除けランタン・蚊取り線香等も有効です。

★ブユ・・・雪解け頃から発生し多く刺される事はないですが、刺されると体質にもよりますがとてもかゆく、その部分が熱をもち腫れ上がることもあります。虫除けスプレーが有効ですが、すごく小さいのでズボンの中等に入っていて刺されることがよくあります。走っていても付いて逃げません。これもアブと習性は似ていますのでエンジン等の音には注意してください。

★ヒル・・・とっても気持ちがわるい虫で場内には草むらにいる事があります。草むら事態あまり無いのですが、クワガタ獲りなどで山林に入ると付いている場合があります。血を吸う為に麻酔のような物で噛まれる場所を麻痺させてから噛み付き、血が止まらないようにしてから血を吸いますので噛まれていても気づきません。毒は無いのですが血はしばらく出てきます。噛まれないコツは靴下にズボンの裾を入れてから山入ると噛まれにくくはなりますが、ゆっくりはい上がってきますので山から出たらご自身の点検をした方がいいです。

★ハチ・・・ハチにもいろいろ種類があり生態も違いますが、この周辺にいるハチで被害があるのがキイロスズメバチです。このハチは春先女王バチが小さな巣を岩場等に作り、ある程度大きくなると軒下や木の下に巣を作り直すようです。なので被害に合うのは移動を始めた場所がバンガローの下等に移った後で、ハチの数もそこそこ多くなった頃です。これは巣に衝撃等がなければ襲われ刺される事もないので早期に発見された場合は速やかに管理人に申し出てください。私の経験からですと1晩で移ってくると思われ、前日チェックした建物でも翌日通っている場合もあり、なかなか駆除しきれない事もあります。もし刺されたら管理人に聞いてあまり効果はありませんが塗り薬を塗るか、お医者さんに診てもらうようにしてください。刺されて直ぐ呼吸困難等の症状が出た場合すぐ救急車を呼び管理人にも知らせ、心臓マッサージをする準備をしてください。虫除けスプレー等は効果がありません。

害獣対策・・・・・・獣による被害はあまり無いのですが、山林には毒蛇、熊がいます。もし発見したら管理人に申し出てください。それと被害に合うのは食料です。肉等を外に置いたままですとカラスに持っていかれたり、つつかれたりします。食前、食後はクーラーボックスに入れるかバックにしまっておいて下さい。生ごみも溜まったり、もう使わないのであれば指定のゴミ置き場に持っていくのをおすすめします。

その他・・・・・・・キャンプ場で遊ぶ物・・・お任せします。


準備する物(バンガローで宿泊する場合)

当キャンプ場のバンガローはすべて寝具・トイレや調理器具は部屋の中にはありません。部屋のみになります。ですから持ち物はテントとあまり変わりません。床はダニが心配なのですべてフローリングになっていますので下に敷くマットがあるといいでしょう。電灯は点きますが、外の明かりはテラス用しか無いので、持ってきた方がいいですし、バンガロー近くで食事するのにも役立ちます。

その他

キャンプは自然の中で過ごすので当然、怪我も考慮しておいて下さい。管理棟には簡単な医薬品は常備してありますが、特殊な医薬品等はありません個人でご用意できるものは持ってくるといいでしょう。大きな怪我は直ぐ近くの病院で治療してもらった方がいいので、保健証は絶対持参する事をおすすめします。

ロープ(ひも)や袋類はあれば持ってきた方がいいでしょう。いろいろ使えるはず。

※これまでは管理人が思いつくものなので、それ以外必要があると思えば持参及び準備してください。